[255Bakery]夫婦で営む素朴でやさしいベーカリー[小田原市扇町]

焼きたての香りに誘われて
井細田駅からほど近く、国道255号沿いに2024年7月にオープンした「255Bakery」。
その名の通り、255号沿いに位置することに由来しています。
駐車場が広いため、大型店と思う人もいるかもしれませんが、石川祐一さん、規子さん夫婦が営む、青い扉が目印のこぢんまりとしたベーカリーです。

お店について教えていただけますか。

お店に入ると、まずパンの香ばしい香り。
大量生産ではなく、少量ずつ丁寧に焼き上げるため、多くてもパンの種類は25種類ほど。
「常に焼きたてが楽しめる」「訪れた時間に何が並んでいるのかも楽しみ」とリピーターも増えています。
すべてのパンに国産小麦・無添加生地を使用し、一口食べると、その違いははっきり。
「小さなお子さんからお年寄りまで、誰もが安心して食べてほしくて」と石川さん夫婦。
毎日食べても飽きない味わいが魅力です。

外はカリッ、中はもっちりでバターの風味と塩味が絶妙な「塩バターロール」と「こしあん塩バターロール」を始め、揚げないヘルシーな「焼きカレーパン」や天然バニラビーンズ入りの「クリームパン」も定番の人気。中でも「大葉ハムロール」は、大葉の爽やかな香りとハム、ゴマの風味がマッチ、女性に人気があるのもうなずけます。
最近では天然酵母の「バタール」などハード系のパンも加わり、焼き上がりは午後ですが、これ目当てで来店する方も多いとのこと。

 

ご商売を始めたられたきっかけは?

通りに面した自宅の敷地を活かせないかと考えていた中で、パンを食べるのも作るのも好きという規子さんの後押しもあり、ベーカリーの開店を思い立ったという祐一さん。
「定年退職後と考えていたけれど、少し予定より早くなった」と50代半ばで、夫婦でパン職人に。
「毎日食べるパンなら、地域の人たちが気軽に立ち寄れる場所にもなれるかな」とそんな思いも。
「より美味しく、毎日学びの連続です」と現在も努力を続けます。

お店のこだわり、おすすめ

こしあん塩バターロール

一番人気!バターの風味と塩味が絶妙

ゴマが香る大葉ハムロール(手前)

女性に人気の一品

ベイクドドーナッツ

スイーツ系も充実

255Bakery

住所小田原市市扇町2-16-6

TEL0465-20-7804
営業時間10:00~17:00 ※売り切れ次第終了
定休日月曜、日曜日
アクセス大雄山線「井細田駅」から徒歩約3分
駐車場7台
SNS

 

青色十色2025年2-3月号より掲載しています。