[毘沙門]厚木のZUND-BARで修行をした店主のラーメン[小田原市本町]

お店について教えていただけますか。

平日は近隣のサラリーマン、休日は家族連れでにぎわっています

白地に黒い筆文字で堂々と書かれた「毘沙門」の看板。

狭い間口から奥へと伸びるカウンター席のみの、いかにもラーメン屋さんらしい間取りのお店です。

厚木のZUND-BAR(ズンド・バー)等での修行を経て去年10月、コロナ禍の只中での開店。

 

 

ですが客入りは好調で、平日は近隣のサラリーマン、休日は家族連れでにぎわっています。お昼には席を待つ人も。

夜は少なめとのことなので狙い目ですよ。

お店のこだわり、おすすめ。

醤油らーめん

880円(税込)

梅つけめん

980円(税込)

豚まぶし飯

320円(税込)

スープはあっさりとした中に様々な出汁の味わいが見事に調和

今回は醤油らーめんと、カウンターに貼られていた「豚まぶし飯」のおすすめアレンジに興味を惹かれチョイスしました。

スープはあっさりとした中に様々な出汁の味わいが見事に調和しており、とても丁寧で繊細。

クセが少なく老若男女食べられるのに、なぜか癖になるお味です。

細麺との相性もぴったり。

 

 

チャーシューはほどよい厚みでホロホロと柔らかく、味玉はしっかり旨味が浸みて黄身がとろり。

白ゴマや揚げネギがスープにさらなる香ばしさを加え、あおさのりは麺に絡めるとふわりと磯の香りが乗って味変効果が楽しめます。

 

 

麺が食べ終わったらここで豚まぶし飯の出番。

スープをたっぷりとかけ、山椒を振って、自家製ラー油をひとかけ。

繊細なスープが山椒とラー油によってまた別の旨味を生み出し、レンゲが止まりません。

けっこうな量盛られていたはずの豚まぶし飯はスルスルと食べきれてしまいました。

 

 

他のメニューではつけめんも人気で、梅つけめんが特におすすめ。

スープとのバランスを加味した紀州の梅がほどよく爽やかな酸味をプラス。

 

 

夏には柑橘系のつけめんも出そうかと目下開発中だそうです。

陽気のいい日のお散歩がてら、お立ち寄りください。

毘沙門

住所〒250-0012 神奈川県小田原市本町1-9-32-1

電話0465-20-3062
営業時間11:00~L.O.14:00
17:30~L.O.20:00
定休日水曜日
駐車場なし(近隣にコインパーキングあり)

青色十色2021年4月号より一部編集して掲載しています。