<ぷち旅>
小田原 青色申告会 発行 青色NEWS WEB
真鶴
エリア
中川一政美術館
真鶴駅よりケープ真鶴行のバスで、海沿いやお林の景色を楽しみながら15分。中川一政美術館におでかけしてきました。
建物の中は窓が多く全体的に明るい雰囲気。コンクリートなのに木目が出ている壁など、近代的な建物の中でも自然を感じられます。
最初の展示室に入る手前の空間には椅子とテレビ。ここでは中川一政氏が絵を描いている姿を、映像で見ることが出来ます。
展示室の真っ白な壁にはズラリと絵画が並んでおり、一枚一枚に惹かれて足が止まり、なかなか進めません。風景画、人物画、そして中川氏が晩年に多く描いたと言う薔薇や向日葵などの静物画。力強いタッチから、溢れて押し寄せる活き活きとしたエネルギーを感じました。絵画を飾る額縁も、一部を除いて中川氏が手がけたそうです。
二階の展示室を回り、吹き抜けの渡り廊下を進みます。廊下には中川氏の写真パネルや、氏が書いた文章が飾られていました。
階段を下ると正面は茶室。中川氏が茶道に宿る美意識を好み、美術館を建てる際に希望されたとか。木の香が漂い、心安らぐ空間です。
書や陶芸の作品も展示されています。勿論、中川氏の作品です。絵を描く際に花を生けたマジョリカ壷も見ることが出来ます。
館外ですがお林展望公園管理棟には、中川氏のアトリエが復元されており、そこには実際に使用されていた家具や道具が並びます。描きかけの絵が置かれた部屋は、今も使われているような生命感を感じました。
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