地域のおでかけレポート　ぷち旅＜青色NEWS　WEB＞

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第五番札所の巡礼を行く　【青色会員探訪】フリップ　ヘア・オブ・ルーツ

【第五番札所の巡礼を行く】
　国府津から約４キロほどまっすぐに伸びている「巡礼街道」。現在は店が立ち並び、たくさんの車が行き交いますが、かつてこの道はその名の通り巡礼のための道でした。聖地に詣でることで福を祈願する巡礼の始まりは、日本では平安時代ごろだと言われています。治安が安定し、旅がしやすくなった江戸時代には庶民の間で巡礼が流行しました。小田原の巡礼街道は、坂東33所観音巡礼のひとつ「第五番札所飯泉観音」へ続く道です。聖地に向かうときは精進潔斎をするのがルール。白い衣に身を包み、笠をかぶって杖を持った巡礼者の出で立ちで、清い心でお祈りに行きます。そして帰りは羽を伸ばして観光気分を楽しむのが江戸時代の庶民巡礼スタイルだったとか。歩道にぽつぽつと佇む「巡礼道」と記された灯篭を探しながら、賑わう江戸時代の巡礼街道に思いをはせてみました。

【青色会員探訪】フリップ　ヘア・オブ・ルーツ
　鴨宮の巡礼街道を進むと美濃里橋の近くにコンビニがあります。その向かい側にあるグレーと黒を基調としたシックな建物が、美容室「フリップ　ヘア・オブ・ルーツ」さん。黒い看板にインパクトのある「Ｆ」のロゴ。店内に入ると、背丈ほどに間仕切られたカットスペースが２カ所。洗髪台も兼ねたシートなので洗髪、カット等全てがこのスペースで行え、移動の手間がありません。店内は落ち着いた温かみのある雰囲気で古材のような床はなんとオーナーの手作り。棚をつけたり、椅子を張り替えたりと、何でもご自分でされます。さすが手先が器用ですね！ご実家が大工さんとのことで、仕事の完成度に納得。職人さんのお客様とはＤＩＹトークがついつい弾むそう。店内にはオーナーの趣向品が飾られており、壁にある干支の絵は小田原印刷局のお札の紙で出来たものだとか。知る人ぞ知るひと品です。
　エステティシャンの奥様が施術するまつ毛エクステは、まつ毛の付け方でご希望のイメージに合わせることができ、相談しながら進められます。年齢が上の方も、シンプルなエクステをされることが増えているそう。また、植物成分を使ったナチュラルハーブカラーも最近のおすすめ。頭皮や髪にダメージがないので艶、ハリを取り戻し健康的な髪になりボリュームアップ。グレイヘアーへのご使用にも大変おすすめで「色持ちが良い」とお客様から評判です。フリップでは施術時にナノミストでミクロの水分と共に薬液を浸透させるので、優しい薬液でもしっかり仕上がります。気になる部分のカラーリング、夏の日差しに疲れた髪をケアするなど、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

●	詳細データは、発行当時の内容のものです。募集や特典などは、それぞれの記事に記載された期限とさせていただきます。
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