昭和が平成に変わり早20年以上が経過しました。
その間にバブル景気の崩壊、IT革命、21世紀の到来、デフレ、度重なる不況、昨年の世界経済危機、出口の見えない地方経済。
ありとあらゆる危機を経験し、さながら生き残りレースの様です。
平成を頑張る2市8町の小規模事業経営者に共通する問題をピックアップして、この紙面上で解説します。『事業継承』について
事業を受け継ぐ後継者が居ないのが大きな問題とされていますが、多くは「継いで貰えない」のです。
継ぎ手にとって事業を継承する魅力に乏しいのです。「親の苦労する姿を見るとそのまま継げない…」
昭和の頃にはそんなに悪い商売じゃなかった筈でも、時代が変わったんですね。
本来、事業は儲かるものです。そして経営はやり甲斐のある事です。様々な勉強や努力が伴いますが、成功した経営者には大きな大きな利益が与えられます。
戦後に立ち上がり日本経済を築いた創業者達が見た夢や希望を今一度抱き、不屈の精神と努力を惜しまず、平成の時代に合わせて、もう一度「良い事業」構築にチャレンジしましょう。
次号からは「良い事業構築のノウハウ」を紹介させて戴きます。 |