<湯処めぐり>
小田原 青色申告会 発行 青色NEWS WEB
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箱根エリア<芦ノ湖>
美肌の湯 きのくにや
  『箱根の山は天下の嶮(けん)―』箱根の雄大な自然の中で不意に口ずさんでしまうこの「箱根八里」。
  その昔、東海道の難所として知られた「箱根山」。当時の旅人はその容易ではない山越えに備え、ここ芦之湯温泉の湯宿「きのくにや」で、明日への鋭気を養っていたそうです。
  そしてその中のお客の1人には、作曲家の滝廉太郎氏も名を連ねており、なんと冒頭の箱根八里の作曲は、きのくにや滞在中に作曲されたということです。
  今回取材に訪れたのは、別館フロントを過ぎ、情緒ある廊下の先にある、日帰り温泉「貴賓殿」。男女それぞれに内風呂・露天風呂を備えたお風呂は心地よい適度な空間で、目に優しい緑を感じながらのんびりくつろぐ事が出来ます。
  泉質は弱アルカリ性の硫黄泉、効能は慢性婦人病、糖尿病、慢性皮膚病、きりきず等。特筆すべきは硫黄の含有量で、薬効泉の基準値を約9倍も超えているありがたいお湯。
  創業1715年、約300年もの長い歴史の中で、今も昔も旅人の心と体を変わらずに癒してくれているきのくにや。芦ノ湖や箱根関所等、見所にも程近い立地なのもうれしいポイント。ドライブでの箱根越えの際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。








     
■住所/箱根町芦之湯8
■電話/0460-3-6531
■日帰り入湯可能時間/12:30〜15:00
■定休/不定休
■入浴料/1000円
■レンタルタオル/バスタオル200円 浴室タオル200円
■駐車場/10台
■ホームページ/http://www.1715.net
 

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