公益社団法人小田原青色申告会として
公益社団法人小田原青色申告会として新たにスタート
このたび、神奈川県公益認定等審議会から公益社団法人の移行について、認定相当との答申がされたことにより、神奈川県知事からの公益社団法人の認定をいただきました。
これまでの社団法人から公益社団法人へ移行することで、従来にまして適正で公平な申告納税制度の推進と納税道義の高揚等を図ることに努め、さらに公益事業等の充実を図り、国政の健全な運営並びに地域社会の発展に貢献して参ります。
当会の活動で何が変わるか主要なものをご紹介いたします。
①会の活動対象区域が広がります。
小田原青色申告会は神奈川県下に18存在する青色申告会の中で、唯一公益社団法人となります。この度の移行に伴い活動対象区域を神奈川県全域(旧小田原税務署管轄区域内)に拡大することいたしましたので今後は、より多くの方々に当会の公益事業等をご利用いただけることとなります。
②会員の資格要件が広がります
公益法人として、より多くの方々にご入会いただき、会員特典をご活用いただけるよう会員の資格要件を拡大いたします。
■正会員
従来は個人の青色申告者(事業・不動産所得者等)が正会員の要件でしたが、移行後は本会の目的に賛同いただける個人であれば、どなたでも正会員としてご加入いただけることとなります。
■準会員
従来は給与・年金所得者が準会員の加入要件でしたが、今後は従前の準会員資格を広くすることによって、団体や法人等もご加入いただけることとなります。
③会費等の改定
4月1日から公益社団法人として活動するにあたり、当会の定款において会員の入会金及び会費の内2割を公益目的事業に充てる財源として活用させて頂くこととなりました。
新たな会員の種別と入会金・会費は以下の表の通りです。
新たな決意で~公益社団法人発足にあたって~
創立以来60余年にわたり弊会を支えていただきました会員・役員の方々はもとより、関係各位をはじめ、地域の多くの皆様のご理解とご協力の賜物であると深く感謝申し上げます。
当会は、昭和25年に小田原地方青色申告者会として会員47名をもって発会、平成5年には東京国税局より設立許可された社団法人となり今日に至りましたが、設立当初から、申告納税制度 の根幹となる納税思想の向上に努めるとともに、青色申告者への誠実な記帳、適正な申告の普及徹底と個人事業者の事業発展を図ることを目的にして、公益法人としての使命を果たして参りました。
4月1日からは「公益社団法人小田原青色申告会」と名称変更しスタートいたしますが、活動対象区域が神奈川県全域に広がることでより多くの皆様に当会事業をご利用いただけることとなります。また、会員の区分を拡大することでこれまで以上の方々にご入会いただけるようになります。この機会に、新たな公益の担い手として弊会のもつ機能を発揮し、信頼される良質な事業活動を実施するとともに、健全な組織 運営をして参る所存でございます。
また、新たな門出に際しまして、改めて創立の初心を念頭に置き、会員の期待に応えられる会員サービスの向上を図るとともに、公益目的事業活動の充実を図り国政の健全な運営並びに地域社会の発展に貢献できますよう、役職員一同気持ちを新たに、全力を注いでまいる所存でございます。
会員をはじめ、関係者の皆様には従来に増してのご指導、ご協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。
公益社団法人 小田原青色申告会 会長 澤村 恭正