創業/開業/起業/独立支援

小田原税務署管内(小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、開成町、山北町、箱根町、真鶴町、湯河原町)を中心に、神奈川県西部・周辺地域の創業・開業を考える個人事業主をサポート。確定申告/青色申告や開業届もわかりやすく解説。
 

これから開業される方の業種は、本当にさまざまです。たとえば──

◇飲食・サービス業
カフェ、レストラン、居酒屋、パン屋、ケーキ屋、移動販売、デリバリー専門店、美容室、理容室、エステサロン、ネイルサロン、リラクゼーションサロン、フィットネススタジオ、パーソナルトレーニングジム、ヨガ教室、整体院、接骨院
 
◇専門職・士業・コンサルタント
行政書士、社会保険労務士、司法書士、FP(ファイナンシャルプランナー)、経営コンサルタント、キャリアコンサルタント、カウンセラー、研修講師
 
◇小売・販売業
アパレルショップ、雑貨屋、古着屋、リサイクルショップ、ネットショップ、ハンドメイド販売、花屋、書店、楽器店、スポーツ用品店
 
◇クリエイティブ・IT関連
Webデザイナー、プログラマー、システムエンジニア、動画編集者、ライター、編集者、カメラマン、イラストレーター、音楽制作、翻訳者、コピーライター、ブロガー、YouTuber、インフルエンサー、オンライン講師
 
◇教育・学習支援
学習塾、家庭教師、英会話スクール、そろばん教室、ピアノ・音楽教室、ダンス教室、習字教室、芸術教室、プログラミング教室
 
◇建設・設備関連
大工、工務店、内装業、外装業、左官業、塗装業、電気工事業、水道設備業、造園業、ハウスクリーニング
 
◇運輸・物流・観光
軽貨物運送業、配送代行、観光ガイド、旅行企画、タクシー業、送迎サービス
 
◇不動産関連
不動産貸付業(アパート・マンション経営、駐車場経営)、不動産仲介業、不動産管理業
 
◇農林水産業
農業、漁業、林業
 
◇その他ユニークな事業
イベント企画、地域コミュニティ運営、ペットシッター、ドッグトレーナー、占い師、整理収納アドバイザー、出張料理人
 
このように、個人事業・フリーランスの開業スタイルは多種多様です。
「自分の好きなことを仕事にしたい」「地域に役立つ事業を始めたい」「これまでの経験を活かして独立したい」―― どのようなきっかけでも、一歩を踏み出すことが大切です。
 
小田原青色申告会では、さまざまな業種の方の開業をサポートしてきました。
あなたの夢や事業の形に合わせたご相談が可能です。どうぞお気軽にご相談ください。
 
(公社)小田原青色申告会 TEL/0465-24-2614 (事業課)(平日9時~17時)
 

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小田原青色申告会では、年間を通して創業セミナーを開催しております。

是非、ご参加ください。


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創業/開業/起業/独立に関するトピックスになります。

掲載中のトピックスは『開業からの流れ』(神奈川県青色申告会連合会)です。



 

個人事業・自営業の創業/開業/起業/独立を決めたら

開業届の提出

原則として住所地を管轄する税務署へ開業日から1か月以内に「個人事業の開業・廃業等届出書」を出します。
(小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、開成町、山北町、箱根町、真鶴町、湯河原町の方は小田原税務署が提出先になります。)
青色申告をする場合は、「青色申告承認申請書」も一緒に提出しておきましょう。
開業届(と青色申告承認申請書)を提出すれば個人事業主となります。個人事業の開業です。
 

青色申告の承認申請書を提出

個人事業をしている人は、日々の取引の状況を記録し、また、取引に伴って作成したり受け取ったりした書類を保存する必要があります。
青色申告であろうと白色申告であろうと、記帳と記録保存は必要です。
 
青色申告をすると、白色申告にはない数多くの特典があります。
青色申告特別控除が受けられたり、事業主と生計をともにしている配偶者や親族に払った給与が必要経費となる場合がある等、色々なメリットがあります。
 
青色申告をするには、税務署に「青色申告承認申請書」を提出し承認を受ける必要があります。
提出期限は、青色申告をしようとする年の3月15日まで(その年の1月16日以後、新たに事業を開始した場合は、開業日から2か月以内)です。

 

記帳と確定申告

個人事業の事業年度は1月1日~12月31日と決まっています。
1月を期首、12月を期末として売上や経費を帳簿に記録(記帳)し、次の年の2月16日~3月15日に確定申告をします。
 

開業したばかりで収入が少ない場合は確定申告が不要?

所得金額が38万円以下であれば所得税が発生しませんので、確定申告は必須ではありません。
ただし、「確定申告をしないと損をすること」がありますのでご注意ください。
 
青色申告では、赤字金額を次の年から3年間、繰り越すことができます。
赤字を繰り越すということは、翌年の税額が減るということです。
しかし、確定申告をしなければ、赤字を繰り越すことはできません
 
また、確定申告をしなかった場合は、所得証明を発行してもらうこともできません
所得証明は児童手当の申請や保育料・公営住宅の使用料の減免などで必要になります。金融機関からの融資やローンを組む際にも必要です。
 
さらに、確定申告をしていなければ、国民健康保険料や住民税の計算上、無申告者として扱われてしまい、一定額が適用となります
国民健康保険料は所得によって金額が決まりますので、所得が低い時は確定申告をした方が保険料が安くなります。
 
確定申告をすることによって、様々な公的支援や正しい税額計算などの恩恵が受けられます。
 
所得税がかからない場合でも、その所得を証明するためには帳簿が必要です。日ごろから帳簿をしっかりとつけておきましょう。

事業が赤字なら申告不要?

「事業が赤字でも、きちんと確定申告することをお勧めします」

基本的に、事業所得・不動産所得が赤字の場合、確定申告で他の所得と相殺できます。
青色申告の方なら、赤字を繰り越して翌年以降の黒字と相殺できる可能性も。
また、開業前に会社勤めをしていた場合などは、所得税が還付されるかもしれません。

無申告の場合、住民税や国民健康保険料の算定などで不利になる可能性もあるのでご注意を(詳しくはお住まいの市町村にお尋ねください)。

もちろん、個人事業主の方が確定申告するためには、領収書等を保存しきちんと帳簿をつけることが必要です。
個人事業主の記帳・申告で不明・不安なことがあれば、ぜひ青色申告会をご活用ください。
 

少しなら申告期限を過ぎても大丈夫?

危険です! 確定申告をするべき方が無申告だった場合、本来の税金に加えて、無申告加算税や延滞税を納めなければならなくなります。
また、65万円の青色申告特別控除が取れなくなるなど、特に事業主の方にとっては大きなリスクです

ましてや複数年分をまとめて確定申告すると、その所得に応じた住民税や国民健康保険料も複数年分まとめて課されることに…。
きちんと期限内に申告しましょう
 

個人事業・自営業で創業/開業/起業/独立をお考えの方は是非一度ご相談ください

小田原青色申告会では、小田原税務署管内(小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、開成町、山北町、箱根町、真鶴町、湯河原町)など神奈川県全域を中心に開業前の方のご相談もお受けしています。
具体的な開業日などが決定する前でも差し支えありませんので、お気軽にお問い合わせください。

なお、開業時の税務署への手続きは「開業から2ヵ月以内」に行うのが最初の大事なポイントですので、お早目のご準備をお勧めします。
 
(公社)小田原青色申告会 TEL/0465-24-2614 (事業課)(平日9時~17時)
 

 

創業/開業/起業/独立時に参考になる資料のご案内

株式会社マネーフォワード

「開業届」や「青色申告承認申請書」を誰でも無料でカンタンに作成できるサービスです。
<作成できる書類一覧>
・個人事業の開業・廃業等届出書
・源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
・給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書
・所得税の青色申告承認申請書
・青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書
・上記控え

MoneyForwardクラウド開業届
 

 

日本政策金融公庫

創業・開業のための資金調達制度(創業融資など)情報
創業時に「資金」が特に課題になる人にとって必見です。
日本政策金融公庫「創業支援」
 
スタートアップ向け資金・支援制度、ノウハウを集めた特設サイト
資金面と制度面の両輪で使いやすい情報源です。
日本公庫スタートアップ支援ポータル Startup Pop
 
融資相談に関するお問合せ先
事業資金相談ダイヤル
 

独立行政法人 中小企業基盤整備機構(中小機構)

『ここからアプリ』は、生産性向上でお困りの中小企業・小規模事業者が、業種や困りごとに応じて、使いやすい・導入しやすいと思われる業務用アプリを紹介する情報サイトです。
『ここからアプリ(Coco APP)』
 

中小企業庁

ミラサポは、公的機関の支援情報・支援施策(補助金・助成金など)の情報提供や、経営の悩みに対する先輩経営者や専門家との情報交換の場を提供する、中小企業・小規模事業者の未来を支援するサイトです。
創業・起業|ミラサポ 未来の企業 応援サイト
 
J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト] スタートアップに役立つ情報やノウハウを紹介しています。
200以上の業種・職種から選べる開業準備手引き書です。
業種別開業ガイド
 
創業をお考えの方やスタートアップ企業の円滑な事業活動を、資金調達、情報提供等で支援しています。
各種補助金・公募案内も定期的に更新されますので、補助金を見逃さないよう、定期チェック推奨です。
経営サポート「創業・スタートアップ支援」
 

神奈川県

県として創業・ベンチャー支援の情報発信をしています。制度・支援拠点案内もあり。
神奈川県 創業・ベンチャー支援
 
神奈川県中小企業制度融資の創業者向けの融資をご案内しています。
創業支援融資 – 神奈川県ホームページ
 
「KANAGAWA STARTUPS」は、神奈川県のスタートアップ・ベンチャー企業の成長促進を目的に、県内の取り組みや連携する支援情報を広く発信・提供しています。
KANAGAWA STARTUPS(スタートアップ支援情報)
 
「HATSU」は、起業準備者、起業家、地域企業が集まり、交流や相互支援により、地域「発」の起業家を生み出す「起業家コミュニティ」の形成を目指す取組です。
鎌倉・厚木・小田原などに拠点を置き、伴走支援を行うプログラム。チャレンジャー制度も。
HATSU 起業家支援プログラム
 
中小企業・個人事業主・起業したい方のための無料の経営相談所
経営改革支援や経営改善支援のワンストップ窓口
神奈川県 よろず支援拠点
 

小田原市

地域産業の活性化を目指し、その新たな担い手となる創業者の発掘と起業家支援を図るため、創業・経営相談、創業セミナー、経営アドバイザー派遣などを実施し、更なる雇用の創出を図っています。
創業融資/利子補給金、空き店舗利活用補助、創業・経営相談窓口など。
小田原市 | 起業家・創業支援制度
 
中小企業診断士による経営相談を、予約制・無料で実施。
「売上が減少して困っている」、「経営改善の計画をしたいが、どこに・どのように相談すればよいかわからない」など、さまざまなお悩み、課題の解決に。
小田原市経営改善相談窓口
 
小田原市内の起業家創出拠点「ARUYO ODAWARA」
小田原駅徒歩7分出会いと発見あふれるクリエイティブワークスペースです。
ARUYO ODAWARA | コワーキングスペース
 

弥生株式会社

一口に「個人事業主」「フリーランス」といっても、業種はさまざま。経費の範囲も違えば、確定申告におけるポイントも違ってきます。それぞれの業種について、確定申告をする上で、どんな点に着目、あるいは、注意すべきなのか。業種別の確定申告ガイドがまとめられています。
個人事業主・フリーランス必見! 業種別でわかる確定申告特集
 
弥生株式会社のYouTubeで「会計や経営、起業を学べる動画」を見ることができます。
弥生株式会社YouTubeチャンネル
 
仕訳がわからなくなったとき、確認したいときにぜひご活用ください。
【かんたん検索】勘定科目・仕訳大全集
 

国税庁

事業所得、不動産所得又は山林所得を生ずべき業務を行う全ての方は、記帳と帳簿等の保存が必要です。
記帳の仕方、決算書・申告書の作成について
 
YouTube「国税庁動画チャンネル」では、記帳の仕方に関する説明動画を掲載しています。
国税庁動画チャンネル 記帳・決算のしかた