健康のツボ:ウィズコロナを安全に過ごす 消毒の基礎知識

新型コロナウイルスは、ウイルスを含んだ飛沫(咳やくしゃみ、会話の唾液)が口や鼻、目などの粘膜に触れること、またはウイルスがついた手指で粘膜に触れることで感染します。
飛沫に触れないようにマスクをしたり他人との距離を取り、手指や身の回りの物を消毒することが感染防止に役立ちます。

物の表面のウイルスにもご注意

ウイルスは物の表面に付着した状態でも生きています。
段ボールでは24時間、ステンレス・プラスチックだと2~3日だとか。
衣服の上での生存期間は段ボールと同程度と言われていますが、ベルトやボタン等に付着した場合は2~3日生存してしまうおそれも。
洗濯用洗剤ですぐに洗って、しっかりと乾燥させるのが安全です。

手指の消毒

・手洗い
流水で15秒洗うだけでも付着したウイルスが1/100に。
石鹸で30秒しっかりと洗えば1/10,000に減らせるといいます。手洗いの後にさらに消毒液を使う必要はありません。

・アルコール消毒
お店によく設置されている消毒液は店内に入る時に手指に擦り込みます。
蒸発するときに消毒しているので拭きとらず乾くのを待ちましょう。
水に濡れた手で使うとアルコール濃度が落ちてしまうので乾燥した状態で使ってください。

身の回りの物の消毒

・熱水消毒
食器や箸など熱水を使えるものは熱水消毒も効果的です。
80℃の熱水に10分間さらせばウイルスを死滅させられます。

・アルコール消毒
アルコール消毒は手指だけでなく、テーブルやドアノブ、衣服などの消毒にも有効です。
 


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