よりみち日和特別編：世界遺産 熊野三山
2019年５月～６月実施の会員研修旅行の訪問先を一足お先に体験してきました！
本番の旅行では、熊野速玉大社・熊野本宮大社も含めた熊野三山全てを訪ねますが、今回は最も有名な那智山をご紹介します。
01 大門坂（だいもんざか）
貸切バスで、まずは大門坂に到着。熊野古道の神秘的な空間が迎えてくれました。
いにしえの面影を色濃く残す石畳をしばし歩くと、まるで心身ともに清められていくようでした。
バスに戻り、次は滝そのものが御神体という那智の滝へ向かいます。
02 那智の滝（なちのたき）
123段の階段を下りて那智の滝へ。133ｍの落差は圧倒的な迫力です。
滝の上にはしめ縄が張ってあり、神聖な領域であると感じました。
03 熊野那智大社（くまのなちたいしゃ）
再びバスに乗車し、那智大社の参道入口にある「和か屋」さんへ。
ここで無料の杖を借りて、467段の参道を一歩ずつのぼります。
汗を拭きつつたどり着いた那智大社の荘厳さと、眼下に見下ろす景色には、達成感もひとしおでした。
御神木であるクスノキの「胎内くぐり」。
人が通れるほどの空洞にびっくりです。
04 岸渡寺（せいがんとじ）
続いて、熊野那智大社に隣接する青岸渡寺へ。
神社とお寺が並ぶのは、かつての神仏習合の名残りだとか。
歴史の刻まれた侘びた風情のお寺に再び気持ちが引き締まります。
青岸渡寺の目の前には延命水があり、これまでの喉の渇きを癒してくれました。
最後は参道をおり、「和か屋」さんのお茶と名物のお滝もちでほっと一息。
見どころたっぷりの参詣を終えました。
ひとつひとつ手焼きされた香ばしいおもちは、お茶にぴったりでした。
おわりに
ちょっぴり階段が大変でしたが、長い信仰の歴史と豊かな自然を実感できた、とっても贅沢な「よりみち」でした。
次回は、もう一つの見どころ「高野山」をご紹介しますのでお楽しみに！
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