よりみち日和特別編:高野山奥の院

5月~6月に実施する会員研修旅行の訪問先を一足お先に体験してきました。

先月の熊野三山に続き、今月は弘法大師ご入定の聖地である高野山をご紹介します。

ご参拝前に高野山の精進料理で腹ごしらえ…

01 一の橋(いちのはし)

高野山認定の案内人の方に同行していただき、奥の院の正式な入口である「一の橋」からご参拝開始です。
昔から、大師様が人々をここまで送り迎えしてくださると言い伝えられ、この橋の前で合掌一礼してお参りするのが習わしだそうです。

02 北条氏墓所(ほうじょうしぼしょ)

武田信玄や上杉謙信、伊達正宗といった名だたる戦国武将の供養塔が連なるなかに、小田原北条氏のお墓がありました。
五代当主の北条氏直は、小田原合戦の後に高野山へと送られ、翌年30歳の若さで病没しています。
案内人の方いわく、高野山には数十万基のお墓がありますが、皆さん少しでも大師のお近くで供養されたいと願ってここにお墓を設けているのだそうです。

大師の腰掛け石

大師は、この石に腰掛けてどんな風景を眺めたのでしょうか。

03 中の橋(なかのはし)

「中の橋」のかかる川は三途の川を表わしているそうで、この橋を渡ると死の世界に入るという意味になるのだとか。
かつてはこの場所で身を清めていたそうで、私も気持ちをあらたに参道を進みました。

04 御廟橋と弘法大師御廟(ごびょうばし こうぼうだいしごびょう)


(写真提供:公益社団法人和歌山県観光連盟)

参道最後の「御廟橋」を渡ると大師を祀る霊域に入り、ここから先は撮影禁止になります。
「御廟」は、即身成仏を遂げた弘法大師が、いまなお生きて人々の救済のため瞑想をしている場所だそうです。
御廟に隣接する燈籠堂の地下には御法場があり、大師にもっとも近づくことができます。参拝のクライマックスに、心あらわれる思いがしました。

おわりに

前回の熊野三山を含め、連綿と続く人々の信仰と文化遺産、今なお残る豊かな自然を満喫した大満足の「よりみち」でした。
会員研修旅行は現在参加者募集中ですが、満員になり次第締切ですので、お申込みはお早目に!

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(株)小田急トラベル小田原営業センター 担当:内藤・田中
TEL 0465-58-0801
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※別途お渡しする詳しい旅行条件書をご確認の上、お申込みください。

企画協力:(公社)小田原青色申告会
旅行企画・実施:株式会社小田急トラベル

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